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なぜサマーインターンシップに全力で取り組むのか~口コミで広がる人気インターンに懸ける想いとは~

執筆者:秋山瞬
Business man pointing the text: Internship Programs

なぜサマーインターンシップに全力で取り組むのか~口コミで広がる人気インターンに懸ける想いとは~

執筆者:秋山瞬

私は2009年にネットプロテクションズ(以下NP)に入社し、2010年に新卒採用をメインで担当しました。その時に私を中心とした採用メンバーが企画・設計を行い、現在も就活生から高い評価をいただいているコンテンツがサマーインターンシップです。通常業務より優先して社員に協力してもらったり、代表・経営幹部の時間も拘束したりと膨大なリソースをかけて実施しています。なぜここまでサマーインターンシップに全力をかけているのか。私、そしてNPの想いについてお話させていただきます。

「やるなら心を動かすものを創りたい」という動機からスタートした企画

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NPのサマーインターンシップは、「インターンシップ人気ランキング」で3位に入ったり、参加者から入社してくれるメンバーも出てくれたりと、採用活動において重要な役割を担っているコンテンツですが、開催のきっかけはとても単純な動機からでした。

私は、2011年度採用から新卒採用に携わっており、2012年度採用からメイン担当となりました。担当になったからには「心を動かす企画を創りたい」と思い、考え始めました。
この単純な動機から考えていく中で行き着いたのがインターンシップです。

今となっては、インターンシップは就活の定番となりつつありますが、当時はあまり実施されておらず、話題になるインターンシップもまだ少ない状況でした。
やるなら学生の印象に残るような「心を動かす企画を創りたい」と思っていたので、学生と密に接触できるインターンシップという形式を選ぶことにしました。

夏の時期に開催することにしたのは、採用活動の課題感からです。
秋採用からだと知名度の低いNPにとっては会いたい人材になかなか会えないため、業種・業界へのこだわりがまだそこまで強くない夏の時期を狙って実施することにしました。

「参加してくれた学生が幸せになってほしい」という想いで創り上げたコンテンツ

「心を動かす企画を創りたい」という動機と採用活動の課題感から生まれたサマーインターンシップでしたが、学生に参加してもらう以上、「きちんと価値のある場にしたい」という想いを持ってコンテンツを創り上げていきました。
その中でも一番大切にしていたのが、NPへの入社有無にかかわらず「参加した学生みんなの幸せに寄与したい」という考えです。

これは私自身、そしてNPとして大事にしている「次世代を担うリーダーを輩出したい」という価値観ですし、社会的意義のあることだとも思っています。だからこそ、サマーインターンシップの結果や採用活動への寄与をゴールとするのではなく、参加学生にとって価値ある場にすることを最上位の目的としました。

価値ある場にするために企画したのが「新規事業立案のワークショップ」でしたが、このコンテンツは、自分自身の学生時代の経験に原点があります。

私は新卒で設立2年目、社員数4人の人材系スタートアップ企業に就職しました。この会社の採用活動の一環として行われていたマスターコースというプログラムに就活生として参加しており、それまで経験したことのない学びや成長実感を得られたことで、今でも、この時の経験は私の人生にとってインパクトがあったと感じています。だからこそ、この経験がサマーインターンのコンテンツを作る上での原点となりました。

マスターコースは、最終選考まで残った優秀な人材を集めて、難しい課題が与えられ、それをチームで協力し合いアウトプットを出す計6日間の研修のようなプログラムでした。

選考を勝ち抜いた優秀な仲間と、時には価値観の違いからお互いにぶつかり合いながらも、困難な壁をチーム全員で乗り越え、切磋琢磨しながら相乗効果するという経験は自分自身を大きく成長させてくれたと同時に、その場の関係だけに留まらず、その後も刺激し合える仲間を創ることができました。私自身、10年以上経った今でも当時の仲間とは付き合いがあり、会社は違えども一緒に仕事をしたり、定期的に勉強会を行ったり、プライベートでも家族ぐるみで付き合う「社外同期」のような仲になっています。

だからこそ、今まで学生時代では経験したことがないような、自分の意思を持って全力で「人生をかけて成し遂げたいこと」を考えぶつけ合うことや、困難に対してチームで真摯に向き合い、一つのアウトプットを目指して頑張ること、そして、結果的にこのインターンシップを通して、自分が本当にやりたい事が見つかり、学生間の距離がグッと近づいて互いにとって大切な仲間が得られることが「参加学生の幸せに貢献する」ことにつながると思っています。

私はこれらの経験が、学生たち自身の「人生の視野」を広げる契機になってくれると信じ、「人生におけるターニングポイント」になったと言ってもらえるようなものにしたいという想いを込めて、コンテンツを創り上げました。

成長機会提供のために関わる人全員が全力を注ぐプログラム

代表・経営幹部でアウトプットへフィードバックを行う" width="840" height="630" /> 代表・経営幹部でアウトプットへフィードバックを行う

「参加学生の幸せに貢献する」ような成長機会を提供するため、既存事業の改善アイデアを出すような単純な新規事業案ではなく「5年後に実現できる世の中を変革する新規事業を立案せよ」という未来の変数も含めた高難易度なテーマ設定を行ったり、経営幹部メンバーが事業構築のポイントをレクチャーしたり、メンバー間がオープンマインドになりやすい仕掛けを創ったりしました。こうしたハード設計も効果を発揮しましたが、一番参加者の満足度、成長に寄与したのは私たちの全力のコミットでした。

各チームにメンターをつけるのですが、言葉通りフルコミットしています。業務の合間をぬって様子を見る、というのがもしかしたら一般的なメンターの関わり方かもしれませんが、私たちは逆に5日間、業務を止めてもらい徹底的にチームに向き合っています。チームメンバーとともにメンター自身も入り込み、最高のアウトプットを目指しフルコミットするのがNPのスタイルになっています。

また、メンター以外にも運営者、評価者として参加するメンバーも全力でコミットしています。中間・最終発表やアドバイスを求められた際には、徹底的に本気でフィードバックをします。

例えば、事業プレゼンへのフィードバックでは、事業内容やビジネスモデルの甘さに対してだけでなく、「その事業を人生かけて本気でやりたいのか?」というような事業に対する想いやビジョンについてもフィードバックすることを重視しています。

これは意図してやっていたというわけではなく、「参加者の幸せに貢献する」ことに全力で取り組もうと、評価者がフィードバックしていったら「事業への想いやビジョン」が強くなっていったという感じです。

「意思を持って何かに向かって全力で取り組むこと」が幸せの1つの形だと私たちは考えているので、結果として、アウトプットに対するロジックの甘さやテクニックではなく、「それは本当にやりたいと思っているの?」「チーム全員が全力でやりきれている?」という「想い・在り方」に関してのフィードバックが多くなっているのだと思います。

高い評価に甘んじることなく、価値のある場を創り続ける

全力で参加者への成長機会提供にコミットした結果、インターンシップを実際に受けてくれた学生たちが、「圧倒的成長」や「今までにない新たな経験」をすることができたと、NPのファンになっていただき、次の世代に口コミをしてくれるようになりました。そのおかげで、今では人気のインターンシップとして確立することができています。

やるからには「心を動かすものを創りたい」という動機からスタートし、「参加学生の幸せに貢献したい」という想いで、メンバー全員でフルコミットし創り上げてきたサマーインターンシップ。現在は、新たな採用チームにメイン担当が移っていますが、参加者への成長機会提供にフルコミットする私自身のスタンスは今も変わっていません。

これからもより価値のある場になるよう、採用チームと協力して毎年ブラッシュアップしていきたいと思っていますし、自分自身も企画者・運営者から評価者へと立場は変わっていますが、本気のフィードバックで、参加学生の幸せに貢献していきたいと思います。
そして、NPのサマーインターンシップ卒業生が「次世代を担うリーダー」として、つぎの誰かの幸せに貢献していってもらえることを心から期待しています。

 

2017年度サマーインターンシップ詳細はこちら

秋山瞬
執筆者:秋山瞬
2005年 設立2年目・社員4人の人材系スタートアップ企業に新卒1期生として入社。
ベンチャー企業の経営幹部層に特化したヘッドハンティング・人材紹介に従事。
新規事業立案や関西支社設立にも携わった後、「次世代を担うリーダー創出」を志し、2009年 ネットプロテクションズの人事として参画。
2011年 人事総務グループのゼネラルマネージャーに就任。
新卒・中途採用、人材開発・育成、人事・評価制度構築、理念・ビジョン策定等
幅広い業務に携わり、「つぎのアタリマエ」となるような組織づくりを目指す。
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