今こそ、”意識” のOSをアップデートするとき。インナーテクノロジーが変える “あなた” と “組織” の未来。

執筆者: 小池真幸

今こそ、”意識” のOSをアップデートするとき。インナーテクノロジーが変える “あなた” と “組織” の未来。

執筆者: 小池真幸

ヨガ、マインドフルネス、瞑想、NVCーー。ここ数年、「KPI」「ロジカルシンキング」「課題解決」といったビジネス書の定番ワードに対するカウンターとして、耳にすることが増えた言葉だ。ロジカルで定量的なアプローチにより外側の社会が成長・拡大へと向かっていく一方で、置き去りにされてしまっている自身の内面との繋がりを求めている人が増えているのかもしれない。企業でもこうした手法を活用しようとする潮流があり、Googleなどがマインドフルネスを研修に取り入れている。

「インナーテクノロジー」とは、こうした自らの内面を統合していく様々な手法の総称の一つだ。近年、科学とスピリチュアリティの垣根を越え、個人と集団の意識変容に関する汎用的な理論の研究が急速に進展している。課題解決の手法だけでは行き詰まりを見せている現代社会だからこそ、表層的なスキルアップ研修だけでなく、社員一人ひとりの深層を見つめ直す必要がある。

本記事では、インナーテクノロジーについて、グラミン銀行・Google・米SIY脳科学研究所等を経て独立した “インナーテクノロジー探究家” ・三好大助氏(公式サイト)と、企業向けのマインドフルネス導入支援サポートを提供するcocokuriでチーフプロデューサーを務める僧侶・井上広法氏の二人に議論していただく。両氏はインナーテクノロジーを「自己内省のためのレンズ」(三好氏)、「“アプリケーション”ではなく“OS”を見直す技術」(井上氏)と表現する。

ビジネスパーソンとしての経歴を持つ三好氏と、心理学研究・僧侶というキャリアを歩みながら、現代人にとっての「よりよく生きること」を提案する井上氏。一見全く異なるキャリアを歩んできた二人は、なぜ同じ「内面への没入」という問題に取り組むのか。両氏とともに、インナーテクノロジーが秘めている可能性を徹底的に深掘りしていく。

一つ一つの「インナーテクノロジー」は、自己内省のためのレンズ

ーーそもそも、インナーテクノロジーとはどういった概念なのでしょうか?

井上広法さん(以下、井上さん)
それ、実は僕も気になっています(笑)。僕は仏教とマインドフルネスの専門家ではありますが、さらに広い概念「インナーテクノロジー 」についてはあまり詳しくありません。なので今日は、インナーテクノロジーについて三好さんに詳しくお話を伺うことを楽しみにやって来ました。

三好大助さん(以下、三好さん)
ありがとうございます。まず「インナーテクノロジー」というのはあくまで分野の総称の一つですので、単語自体にそこまで深い意味はありません(笑)。マインドフルネスやヨガをはじめ、「U理論」や「NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)」など、人間の内面の構造を解き明かし、内側を変えることで外側の現実を変えていくための技法が、この世界には数多く存在しています。

こうした一つ一つの技法の中でも再現性があると認識されているものは「テクノロジー」と呼ばれていて。近年「インナーテクノロジー」という俯瞰した分野全体の視座から、各々のテクノロジーの理論体系がどう関連しているのか分かってきています。一体人間の内的変容のプロセスとはどうなっていて、どうすればそのプロセスを促すことが可能なのか。それがかなりの解像度で解き明かされてきているのが、この時代の面白いところなんです。

三好大助さん

三好さん
分かりやすく言うと、一つ一つのテクノロジーが「自己内省のためのレンズ」みたいなものです。自分の内的変容のプロセスが、ドラクエの冒険の道のりのように目の前にあったとすると。レンズによっては序盤の平原の緑を見るのが得意なレンズもあれば、後半の険しい谷を覗くのに使えるレンズもある。また天気によっても、晴れた道のりに適したレンズもあれば、雷雨のときにも使える防水対応のレンズもある、といったイメージです。誰もが地図を片手に、自分でテクノロジーを組み合わせて内的変容の道を歩めるようになってきている時代、と言えますね。それは限られた少数の精神的指導者の元で何年も瞑想する、といった時代とは異なる可能性を示していると思います。

井上さん
テクノロジーはどのように組み合わせていくのでしょうか?

三好さん
各人のフェーズに応じてテクノロジーを使い分けていきます。まず最初のフェーズでは「自分の内側に何があるのか」という、自己観察の状態が必要です。その上で、「自分の内にどんな感情があってもいい」という自己受容の状態、そしてそれらの感情が発するメッセージを受け取り、自分の無自覚なパターンを理解するフェーズへと移行していく。これが内的変容の前半のプロセス、といった感じですね。

すべての入り口である自己観察がないと、何も始まりません。その意味でこの最初のフェーズでは、マインドフルネス瞑想やヨガの体系にあるテクノロジーは非常に有効です。そこから自己受容を高め、無自覚なパターンに気づいていくフェーズでは、NVCや「メンタルモデル」(幼少期の痛みから生まれた無自覚な信念・思い込みのパターンを解き明かす)といったテクノロジーを入れていきます。

井上さん
なるほど。それで言うと科学技術の進歩も補助輪として機能してくると思いました。最近では、人間の集中度合いを可視化してくれるメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」など、内面を“見える化”してくれる技術が登場し始めています。現状や成果が明瞭に定量化されることで、クオリティを高める努力の補完にはなるのではないでしょうか。

三好さん
そうかもしれません。ただあくまでも補助輪であり、つまるところ、どんなに先進的な機器を使ったとしても、体験でしか人は変われない。自分の内面を本当に理解するためには、生まれ持った身体という“器”で受け止める以上の手段はないと思いますね。

井上広法さん

井上さん
 
お話をするなかで思ったのですが、インナーテクノロジーは、人間をPCに見立てたとき、“アプリケーション”ではなく“OS”を見直す技術といえるのではないでしょうか。スキルアップ研修など、アプリケーションをメンテナンスするための手法とはレイヤーが異なります。

三好さん
おっしゃる通りです。OSが古いままでは、いくら素晴らしいアプリケーションを導入しても機能しません。今の世の中は、新しい組織論や制度設計、フレームワークなど、優れたアプリケーションが数多く出ていますが、結局それを動かすOS、つまり人間の意識が古ければ効果が薄れてしまうのだと思います。

井上さん
表層的なアプリケーションだけに目が行きがちなのは、物事を理解しようとするときに“分けて”理解しようとする人間の性質に起因するのかもしれません。人間は、“分ける”ことで“分かろう”とするんです。

それ自体は人間の脳の構造上仕方ないことなのですが、あまりにブレイクダウンしすぎると、本質が見えなくなってしまう。たとえば、「そもそもマインドフルネスとは何か?」をしっかりと理解せずに、「とりあえず静かにして目を閉じていればOK」といった表層だけをさらってしまうと、もはやオカルトと変わらないですよね(笑)。マインドフルネスなどが一般に広まるにつれ、本質を失って伝わってしまうことへの懸念があるんです。

三好さん
わかります。僕も以前 Google のマインドフルネスの研究所に携わっていたとき、「ランチ後の15分で瞑想をやろう」といった形式的な導入が行われている状況に違和感を覚えたことがありました。アメリカ人が一般的に、そういったわかりやすい習慣化が好きだ、ということもあるとは思うんですけど(笑)。

ロジカルシンキングだけでは踏み込めない盲点 ー「すべての現実は自分が創り出している」

ーーここまで話してきた人間の内面を扱うテクノロジーは、企業にどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

井上さん
従来のマーケティング調査などでは見えなかった課題が浮き彫りになり、組織の体質が改善されます。

また、個としてのビジネスパーソンは、自己を観察することによって、マインドワンダリングや反芻思考など、ネガティブな影響を与えやすい心の状態をクリアにみる力を養えます。それによって、注意力の向上・情動調整・身体感覚への気づきの向上などを期待できるでしょう。

三好さん
「KPIを設定して、因数分解して…」といった戦略コンサル的なロジカルシンキングだけでは見えないものがあると、僕も思っています。

了承を得ているのでお話すると。以前、業績不振に悩む、とある企業のお手伝いをさせていただいたことがありました。「目標値を決める→要素分解する→打ち手を決める→制度として導入する」といったことももちろん可能ですし、最後にはそれもセットで行いました。しかし、それはあくまでもアプリケーションの話で、そもそもOSが合わないとうまく機能しません。

そこで、NVC やメンタルモデルといったテクノロジーを中心に活用しながら、メンバーの自己受容と自己内省のプロセスを半年以上かけて進めたんです。するとその結果、例えば事業の意思決定者は、部下が出してくる事業に関するアイデアのかなりの数を不採用にしていることが分かった。その理由の核心にあったのは「十分に考え抜けていない」という部下に対するフラストレーション。一方で部下の方もなかなか意見を出しづらく、その理由は「アイデアを出しても、自分の価値がないことがバレて、見捨てられてしまうかもしれない」という怖れにあった。そういった自己理解がそれぞれに深まっていたんですね。

そしてこのケースでは「(人だけでなく自分も)考え抜く前に思いつきで発言するのはいけないことだ」「自分は価値がない」といった信念の奥に、過去のどんな痛みがあったのかも自己受容していくプロセスを設けました。これにより次から自分の不本意な行動パターンを、自分で気づいて止められるようになりますし、周りからも気づきを与えてあげられるようになります。

ここまでやり切るケースばかりではないですが、共通するポイントは「当事者それぞれが、自らその不本意な現実に加担している」という認知のシフトなんです。「自分がこの現実を創り出している」という認知から、自分の無自覚なパターンに気づいて相互進化していく集合意識が、アプリケーション導入以前のOSアップデートとして必要だと思っています。

井上さん
ロジカルシンキングだと、人間の内面には踏み込めない。どうしても表層的にしか自分の内面に気が付けないのです。つまり、真の自分のニーズやウォンツにはたどり着けないわけです。対してインナーテクノロジーは、社員の内面に関する課題への、新たなソリューションになり得ます。たとえば、うつ病を繰り返して苦しむ社員も減るでしょう。うつは反芻思考によってもたらされていると言われています。反芻思考とは自動的に頭の中で繰り返してしまう思考のことです。

たとえば恋愛や受験に失敗したケースでは、その後も頭のなかで、失敗に対する思考がループしてしまい、自分自身でそのネガティブなループから抜け出そうと努力してもなかなか抜け出せない。このような状態を長く過ごすことでうつ病が発症してしまいます。

こういった状態が慢性化するとうつ病を日常的に繰り返すループ状態に陥ってしまい、どんどん自尊心が削り取られていき、抜け殻のようになってしまう。社員がこうした状態になってしまうリスクを、マインドフルネスなどのテクノロジーによる内省を行うことで軽減できます。

三好さん
うつ病もそうですが、何か身体が不調を訴えるときは「まだ受容しきれてないこんな感情が身体の中に残ってるよ!感じることを許してあげて!」というメッセージだと僕は捉えています。だから感情を“感じきってあげる”ことが、実はすごく重要だと思ってるんですよね。

科学的にも近年言われているのが、感じきらなかったり抑圧された感情は、すべて身体、筋肉に溜まっていく、ということなんです。何か不快な気持ちだったり、痛みの感情がやってくると、人間は感じないようにするために無意識に筋肉を緊張させます。

井上さん
ありますね。誰かが黒板を爪で引っ掻こうとしたときなんて、特に身体が勝手に引き締まります(笑)。

三好さん
そう、まさにその感覚です!そうやって特定の筋肉を固めて感じなくしようとすることで、結果その感情はそこに溜まっていきます。感情って言葉でラベルづけしてるだけで、本質は身体のエネルギーの反応ですよね。怒りだと頭が熱くなってくるとか、寂しいと胸がポッカリした感じがするとか。本質的にはそうしたエネルギーの流れが感情なんですが、その感じを味わいたくないばかりに、無意識に特定の筋肉を固めて味わうのを避けるわけです。でも本来は流れていくはずのものがそこに留まってしまうので、身体は流したくて最後には病気という形で声を出すわけです。内臓も筋肉でできてますよね。

そして感情、つまり身体に生じたエネルギーの流れが特に不快だった場合、それを感じたくなくて筋肉を固め、同時に思考のドラマを走らせます。それによって身体から意識をそらすことができるからですね。幼少期は特に痛みの感情が起きたときに、その理由付けをすることが分かっています。僕であれば「自分はこの世界に居ても居なくてもいい存在なんだ。だからお母さんからこんなことされるんだ」と。

結果、その痛みの理由として描写した自分像が、そのまま自分の無自覚な信念になっていく。そして無自覚な信念は、無自覚なパターンを生みます。僕の例であれば一生懸命「居てもよい存在になろう」と、人前であれこれ頑張り始める。でも結果は必ず「やっぱりここに居ちゃいけないのかも」って感覚がやって来るんですよ(笑)。そうやって信念とパターンは強化されていって、不本意な現実は創られていきます。

なので、すべては身体の中に蓄積している味わうことを避けてきた過去の感情に向き合い、味わうことを赦すこと–––これが自己変容における重要な扉だと思っています。

井上さん
そうした身体的アプローチを通じ、社員が各々の内面にしっかりと向き合うことで、結果的にパフォーマンスも上がっていくのですね。

「どんな自分がいてもいいし、どんな感情があってもいい」ーー内的変容のカギは、自己受容の器の形成

ーーここまでのお話で、インナーテクノロジーの持つ可能性がよくわかりました。こうしたテクノロジーを通じて誰もが内的変容を進めていくことがスタンダードになっていくためには、どうすればいいのでしょうか?

三好さん
「個人」への普及と「企業」への普及という2つの観点があると思うので、まずは個人への普及について考えてみますね。

ここまで紹介してきたような自分の無自覚なパターンや過去の感情を見つめるのは、少し怖いと感じる方も多いと思います。実際、直視したくない内面に向き合うことも少なくないですから(笑)。なので、まずは「どんな自分がいてもいいし、どんな感情があってもいい」という安心感、自己受容の器が内側にあることが大事ですよね。

そして、そこで見つけた感情を受容していくためにも、NVCといった感情を扱う手法をベースに自己理解の解像度を上げていけるといいと思います。

井上さん
自分の感情をいかに理解するのかは、これからますます重要になってくると思います。たとえば怒りや嫉妬といった感情は、一般的な仏教だと全部「煩悩」と一括りにされてしまうんですが(笑)、本当はもっと複雑で細分化されたものなんですよ。だから最近は、人間の感情の種類と対処法を細分化してまとめたガイダンス表のようなものを作りたいと思っています。というのも、自己を観察することで、微細な心の変化を観察できるようになります。そのときに十把一絡げにすべて「煩悩」をしてしまうと具合が悪いのです。もっと精密に自己の感情を分析するためのツールがあったほうがいい。

三好さん
いいですね!僕も各感情の機能と扱い方は日々研究してるので、すごく興味あります。

井上さん
仏教の「三毒」という概念が参考になると思います。人間には、「貪(とん)」「瞋(じん)」「痴(ち)」の3パターンの「毒」があるとの考え方です。自分の好ましいものに執着してしまう「貪(とん)」。自分にとって不快なものを排除しようとしてしまう「瞋(じん)」。そして、先入観を持ってものごとを見てしまう「痴(ち)」。

マインドフルネスや瞑想は、まさにこの「痴(ち)」にまとわりつく先入観を排除し、本当の「知」を獲得するための手法です。臨床心理学における、さまざまな種類の認知バイアスもかなりパターン化されていて参考になると思います。

これも仏教の話になってしまいますが、仏教の大前提には、必ず原因があって結果が出てくる「縁起の法則」があります。縁起の法則に則れば、いかなる感情にも原因があるということです。内面にしっかりと向き合えば、自分でも気づけなかったような課題と解決法が見つかるはずです。

三好さん
まさに先程の感情と身体の話にも結びつきますよね。仏教は人の心を考えるうえでのエッセンスが詰まっていて面白いですね。

井上さん
はい。こうした知を現代版にアップデートしていくことが大切だと思います。

あとは先ほど三好さんもおっしゃっていたように、いくら座学で知識だけを身につけても、本人が体感しないことには変われません。少し勧誘みたいですが(笑)、まずは僕や三好さんが開催しているワークショップにお越しいただき、その効果を体感してほしいです。

「正しさ」を振りかざしても変化は起きない ー 集団における内的変容のポイントとは

ーー個人の話に続き、企業にインナーテクノロジーを普及させるポイントを教えてください。

三好さん
まず前提として、僕は「今の日本企業が全く人間の内面に向き合えていない」と悲観はしていません。30代〜40代のミドルマネージャー層を中心に、「もっと人間の深層部分に向き合わないとまずい」と危機感を覚えている人は少なくない。それはさまざまな企業さんと接する中でも感じることです。

井上さん
現代日本のボリュームゾーンでかつ意思決定層である、50代くらいの人からの理解がなかなか得られないのが、普及スピードが遅まっている原因かもしれません。そのためにも、50代が読むようなメディアで、積極的に効用を発信していくことが必要です。

三好さん
あとは、立場のある人が権威を振りかざしてトップダウン的に導入しようとするだけでは、あまりうまくいかないでしょう。このインタビュー記事でも慎重に伝えていかなければいけませんが、「インナーテクノロジーこそが正しい万能薬だ。だからみんなやりなさい」と言われても、聴き手はリーダーの感情と心の声が聴こえないので共感できず、自分の感情も抑圧して従わないといけないので、絶対に定着しません。それはコンセプトとして自己矛盾ですよね。

なので、まず何よりも会社に導入したい人がこの世界観を体現して、自分の内側とつながっていることだと思います。そうすれば自ずと周りも変化するはずですし、その流れでテクノロジーも導入はスムーズではないでしょうか。

井上さん
おっしゃる通りですね。とはいえ、チームで取り組んだ方が絶対に効率がいいはずなんです。仏教でも、出家修行者が「サンガ」と呼ばれる3人以上の集団を組成する習慣がありますし。それに複数名で行うことで、習慣化もしやすくなります。

三好さん
そうですよね。自分が本来直視したくないものに目を向ける作業になるので、他人の力があった方が絶対に一歩を踏み出しやすい。会社内で2、3人の勉強会等から始めて、自分たちでそれを体現しつつ、どのように会社に導入できるか考えていくのはいいですよね。

井上さん
一方、集団で取り組む際は、正しい知識をもってコンサルテーションする人間が絶対に必要です。そして、組織内外での相互コミュニケーションなどの透明性も必ず必要です。一部の人間がトップダウンで行うようになると、カルト宗教のようになってしまいかねません。組織で取り組む際は、リーダーといえど、常にオープンで学ぶ姿勢を保ち続けることが非常に重要です。周囲へのアカウンタビリティも果たしながら、組織内外、さらに社会全体で共有し、成長をさせていくことが必要不可欠なんです。世の中に向けて有用性を明示していくことで、インナーテクノロジーの輪をさらに広げていくことができます。そういったコミュニティづくりが、これからますます求められていくでしょう。

執筆者:小池真幸
93年生まれのライター・編集者。AI系スタートアップのマーケターを経て、現職。関心のベクトルは、人文知をバックグラウンドにビジネス・テクノロジーを考えること。
Twitter:@masakik512
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