金 炯才(キム ヒョンゼ)2023年入社
Vice President of Engineering: 技術部門マネジメント責任者 
中小・大手事業会社、SierでSE、開発本部長、事業立ち上げ、PM、PMO、CTOに従事。その後ベンチャー企業を経てネットプロテクションズへ入社。

ネットプロテクションズの入社の決め手は?

与信×データを活用したユニークなビジネス作りや、決済事業としての後払いの将来性、社会のインフラになっているという達成感があると感じました。
またネットプロテクションズの組織文化が魅力的でした。ティール組織のトップダウンではなく社員一人ひとりが事業に責任を持ち、全員が納得して意思決定をしていくプロセスが自分の考えに合っていて、組織としての発展可能性にかけてみたいと思いました。


エンジニアチームの雰囲気は?

若手が幅広く活躍してる現場であることに加えて、事業サイドとエンジニアの距離が他の会社と比べて非常に近く、事業にしっかり関わっているという自覚を持ちやすい環境だと思っています。また、シニア目線でアドバイスを求められるケースも多々あります。メンバー全員のフェーズやスキルセットも違うのでそれぞれに合わせて会話をしていく中で、チームが円滑に回るように意識しています。
一方で、より良い組織のためにこうした方が良いのではないかという部分もあります。「ビジネスアーキテクト組織とは何か?」、「プラットフォームチームはどういう役割を持っているか」ということがまだまだメンバー全員に浸透しておらず、解像度が低いと思っているので、しっかりと共通言語化し、期待値や役割について社内でアップデートをしていけたらと思っています。

前CTOが退任して、VPoEとしてどのような役割を担っていますか。またCIOとどのように役割を分けていますか。

これまでCTO一役に集約させていた役割を現在は分化して、より組織として盤石な体制になったと思います。
私はVPoEとして、技術面と組織面を統括する役割として、これから先5−10年後でも通用する、安心してビジネスを加速していく会社のインフラ・セキュリティを整備していくことやそのインフラを使える組織作りが大切だと考えています。今後の変化に耐えうる技術を導入するだけでなく、組織横断のコミュニケーションの量と質を向上させつつ、品質高くスピーディーな開発の推進を目指しています。
経営面については、CIO(Chief Information Officer:情報統括責任者)として山下が技術組織の経営領域もコーポレートと同時に担うことで、品質の高いマネジメントが可能になっています。

今後NPのエンジニア組織をどのようなものにしたいですか

現在の業務は、BA(ビジネスアーキテクト)戦略室、SA(ソリューションアーキテクト)、DevHR、DS(データサイエンス)の部門、NP後払いに所属しながらエンジニアチーム全体に関わっています。
その中で、組織として大切にしていることが3つあります。「ビジネスの意思決定に関わること」「ビジネススキーム(モデリング)を誰もが理解できるように共通言語化すること」「ビジネスサイドとコミュニケーションを構築していくこと」
この3つを念頭に、今後のエンジニア組織の未来をどうしていくか、5年先10年先にどんなに規模が拡大しても競争力を持って、安心できるプロダクト作りに備えられるかを日々考えています。効率よく低コストで事業のビジネススキームや市場のニーズに対応していくための一つが、事業横断の共通基盤を構築していくことはとても重要だと思います。
スピード感があり、自分達が開発していて楽しい!という理想的な環境を作っていきたいですね。

後払い事業はサービスが始まって年数が経っていますが、もっとエンジニアリングの部分でやるべきことがあると思っています。ネットプロテクションズの競争力の基盤となる、与信データや仕組み作りを担っていると思っているので、エンジニアリングの力でatoneをアジアNo.1の決済サービスにしていきたいと考えています。
また、みんなが共感できるようなカルチャーを作り、ネットプロテクションズの良さを外部発信していきたいです。その一つの取り組みが、社内でのエンジニア同士のナレッジを共有し合う月に1回の交流会「DevDay」です。今後は、新卒・若手メンバーが中心となって盛り上げて行ってほしいと考えており、社内だけではなく社外にも発信していきたいと思います。


どのような方がネットプロテクションズのエンジニアとして活躍できるか

BA(ビジネスアーキテクト)という言葉が表しているように、ビジネス決定の場面でエンジニア人材がしっかり関わることが大事だと思っています。システムに落とし込むという時に、ユーザニーズの理解、ビジネス側で何がしたいのかをしっかり理解できるコミュニケーション能力を持っていることが一番大切です。
また、ネットプロテクションズの企業理念として掲げているMVV(ビジョン、ミッション、バリュー)にあるように、組織に対して「みんなで会社を作る」責任感を持っていることや個人としても「本質を考える」探究心や思考力、成長意欲を持っている方がフィットすると思っていますので、私たちとともに「つぎのアタリマエをつくる」という高い壁を乗り越えていただける方々のご応募をお待ちしております。

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