株式会社ネットプロテクションズ(以下、当社)は、2026年6月17日開催のサイボウズ株式会社主催カンファレンス「Cybozu Partner Meeting 2026」にて、「CYBOZU AWARD 2026」ニューウェーブ賞を受賞しました。
本受賞は「NP後払いair」のkintoneプラグイン、「NP後払いair for kintone」をご利用いただいている導入企業のみなさま、また連携推進にご協力いただいたサイボウズ社をはじめとするパートナー企業のご支援によるものです。心より御礼申し上げます。
「CYBOZU AWARD」および「ニューウェーブ賞」について
「CYBOZU AWARD」は、サイボウズのパートナー制度に参加する企業の中から、年間を通じてビジネスへの顕著な貢献を認めたパートナーを表彰する制度です。
当社が受賞した「ニューウェーブ賞」は、新規参画パートナーの中で特に目覚ましい実績を上げ、今後の飛躍が最も期待されるパートナーに贈られる賞です。パートナー参画以降、kintoneエコシステムにおける新たな価値提供を目指して走り続けてきた当社は、その立ち上がりのスピードと可能性を評価いただきました。

受賞にあたり評価された取り組み
1. kintoneを「業務基盤ハブ」とした、周辺業務の歪みの解消
決済・請求サービスを検討される事業者、特に取引関係者が多岐にわたる中堅・大手企業にとって、単に決済機能を追加するだけでは解決しない課題があります。それが、「導入に伴って発生する周辺業務のバラつきや二重入力」です。 これらは新しい機能やシステムを追加するたびに、昔から繰り返し立ち現れてきた根深い課題です。
私たちはここに奇をてらった解決策を持ち込むのではなく、この地道な課題に真摯に向き合う必要があると考えました。 そのうえで、kintoneというプラットフォームを業務の間に介在させ、パートナー各社が提供する帳票・会計システムとの連携も考えながら、企業ごとの事情に合わせて柔軟に対応できる形を整えてきました。その積み重ねがプラグインリリースから約1年という短期間で、当初想定を大幅に上回るペースでのビジネス立ち上げを実現する成果に繋がりました。
2. 「未開発市場」への深耕と、特定産業の潜在ニーズ開拓
サイボウズビジネスにおける「決済・請求」領域は、ポテンシャルが大きい一方で、これまで開拓されてこなかった市場でした。
当社はこの“未開拓ながら大きな可能性を持つ”市場性に着目し、全国展開ゆえに情報とお金の管理が複雑になりやすい「フィールドサービス(住宅設備修理・メンテナンスなど)」や都市ガス・小口リフォームといったニッチ産業にフォーカス。各地域・業界を熟知したコンサルティングパートナーとの共同提案や、業界専門誌とのタイアップセミナー・PR活動を通じ、これまでkintone活用が進んでいなかった分野のDXニーズを連続して掘り起こし、エコシステム全体の認知拡大と導入実績の積み上げを両立させています。
授賞連絡の際には、サイボウズ社から「今まで弊社プロダクトとの連携が多くなかった分野でのDX提供であり、潜在層やニッチな産業における利用提案の部分に大きく寄与いただいた」というコメントもいただきました。
これらの取り組みを通じて、当社が実感しているのは、関わるすべての人に意味のある変化が生まれているということです。現場では業務が変わり、サイボウズ・kintoneパートナー各社にとっては新たなユースケースと市場が生まれ、当社にとっては質の高い顧客基盤が育っていく。この「三方良し」の成長サイクルが、パートナー各社と共に確かに回り始めていることが、今回の受賞で改めて確認できました。
ビジネスの現状と今後の展望
kintoneエコシステムへの参画以降、連携ソリューションの導入件数・取扱規模はともに急速に拡大しており、とりわけエンタープライズ層からの引き合いも加速しています。市場としての「決済とkintoneの連携」はまだ緒についたばかりであり、開拓できていない産業・業種が広大に広がっています。
今後は、特定産業向けのテンプレートパッケージの展開を強化し、より多くの企業が手軽かつ短期間で導入できる環境を整えていきます。パートナー各社との共同提案・共同開発のモデルを磨き上げながら、サービスが届いていなかった現場へと着実にリーチを広げていく方針です。
「NP後払いair」事業統括責任者・文野 雄太からのコメント

「受賞はもちろんのことながら、そこに至るまでのプロセスも、私たちにとっては大きな意味を持っています。
私たちの根底にあるのは、『対面役務サービス市場の決済業務の負を解消し、現場の力を最大化する』というミッションです。決済・請求は多くの関係者が絡む一方、これまで注目されてこなかった領域です。しかし現場に入ると、情報管理や業務の可視化が進まないまま、請求・回収の判断と責任だけが担当者個人に集中して事業が成り立っているケースがいかに多いかに気づきました。
その状態では、どんなITツールを入れても、本来注力すべきコア業務や新規施策への投資は後回しになり続けます。私たちが目指すのは単なる機能追加ではなく、業務構造を変えて現場に『余白』をつくることです。提案を重ねる中で、この「業務構造そのものを変える必要がある」という確信は強まりました。
ただ、ミッションを掲げるだけでは現場は変わりません。大切にしてきたのは、『仮説を持って現場に入り、検証し続ける』泥臭いプロセスです。特定の産業・企業に深く入り込み、商習慣や組織体制、サービス特性などが絡み合う特有の課題を一つひとつ紐解きます。そして『この課題は他社でも広く発生しているか?』という問いを持ちながら、提案と開発を繰り返します。仮説が崩れれば、また現場に戻ります。この地道なサイクルを、パートナーの皆さまと私たちメンバーが一丸となって粘り強く回し続けてきた積み上げが、今回の受賞につながったと思っています。
今回評価された「kintone」と「NP後払いair」の組み合わせは、その検証の末に辿り着いた現時点の最適解にすぎません。現場が変われば答えも変わります。私たちが手放さないのは、特定のソリューションではなく、「現場の課題構造と向き合い続ける」という姿勢そのものです。
受賞を通じ、kintone市場における『決済・請求のDX』の大きなインパクトを再確認しましたと同時に、未開拓の産業がまだこれほどあることに、焦りではなく純粋なワクワク感を抱いています。
これからも、現場の本質に向き合うパートナーの皆さん、そしてメンバーと共に、新たな産業の課題構造を紐解き、そこに届くプロダクトと提案を磨き続けていきたいと思っています。」
「NP後払いair」について
「対面役務サービス市場の決済業務の負を解消し、現場の力を最大化すること」をミッションに掲げる後払い決済サービスです。20年超の独自データに基づく与信モデルと督促・回収ノウハウを活用し、未回収リスク100%保証・入金管理・回収督促・貸倒処理の業務代行によって、企業の決済・請求業務を抜本的に改善。企業と現場の人々がコア業務に専念できる環境を支援します。