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後払い(BNPL)決済サービスのリーディングカンパニーである、私たちネットプロテクションズ(以下、NP)。2000年から創業しており、2002年に通販向けの後払い決済サービス「NP後払い」を提供開始しました。現在では、個人、法人、EC(電子商取引)、対面販売、海外など利用シーンに最適化させ、複数の後払い決済サービスを展開。国内においては「通販における売上向上」「請求・回収業務の代行による働き手不足の解消」を、海外においてはすでに進出している台湾・ベトナムの発展や、他国へのさらなる進出を目指しています。

今回の記事は、そんなNPに2024年4月にアライアンス・パートナーセールスグループ配属で参画した松下と、2018年10月にNPに入社した執行役員の石田との対談記事です。両者とも、1998年に新卒入社と社会人歴は25年超え。そんな経験豊富な彼らが何を考え、NPにおいて今後どのように活躍しようとしているのか、語ってもらいました。

両者とも、金融業界に20年以上のキャリア

ーーまずは自己紹介をお願いします。

松下)1998年から22年間、クレジットカード会社の国際部門に所属していました。主に東南アジアや新興国において、現地のパートナーと提携することによるカードアクセプタンスの向上を図ったり、現地でのカード発行事業に携わったりしていました。その後、国内通信会社系の決済代行会社に入社し、同社初のグローバル事業の立ち上げに従事しました。並行して2021年6月に、サッカーを通じた社会貢献事業を手掛ける一般社団法人を設立。そちらに専念するため、2023年12月に同決済代行会社を退社しました。その後石田さんから「経験・ネットワークも豊富な松下さんであれば、フルタイムではない働き方で、自身のサッカー事業と両立しながら社員としての立ち位置で活躍できる」と声をかけていただき、この2024年4月にNPに参画をしました。

石田)IT系の外資ベンチャー、電子マネーを扱う会社にてそれぞれ法務部門を立ち上げるところからキャリアをスタートさせました。その後、決済系の会社で商品開発、営業開発や、企業アライアンスを行なうビジネス・ディベロップメントに携わってきました。2018年10月にNPに入社し、ビジネス・ディベロップメントやパートナーセールスを行なうアライアンス・パートナー・セールス領域を推進しています。

グローバル領域での活躍を期待

ーー石田さんはどのような背景から松下さんに声をかけたのでしょうか?

石田)私がNPで働いている中で、松下さんはNPのカルチャーにもフィットして、過去の経験を活かして力を発揮できる。そしてそのことが、NPの事業発展に貢献できると強く感じたからです。特に海外で活躍された知見をもとに、グローバルな加盟店、決済プレイヤーとの協業推進をお願いしたいと考えて声をかけました。NPでは現在グローバル展開に力を入れており、現在では台湾・ベトナムに進出。今後も広くアジアに進出しようと検討しています。松下さんはこれまでの経歴からグローバルPSP(Payment Service Provider:複数の決済手段を一括導入できる決済代行サービス)、グローバル加盟店や各種リージョナルプレーヤー(金融機関や加盟店など)との協業経験が豊富なため、グローバルでのアライアンスやセールス活動を推進できると期待しています。また純粋に決済業界における経験が長いため、知見を活かしたり、国内においても決済関連のネットワークを強化したりしてもらうことも考えています。

松下さんとは元々知り合いで、以前から何度か交流もありました。NPはJリーグのクラブ「FC今治」とパートナーシップ契約を結んでいるのですが、松下さんは2022年に続き、2023年10月に行なわれたNPの冠試合「ネットプロテクションズデー」(2023明治安田生命J3リーグ FC今治 × Y.S.C.C.横浜 戦〜)と2年連続で今治に来ていただきましたよね。

https://corp.netprotections.com/library/13111/

それに加えて以前から個人的に業界のキーマンを紹介してもらったり、相談に乗ってもらったりしていました。そのため人となりや、お仕事の内容、周囲の評判もなんとなく知っている。加えてサッカー事業のことも聞いていたため、前職を退職したと聞いた瞬間、「NPであれば両立ができるよ」とすぐに誘ったんです。

松下)今治のマッチデーでご一緒した際には、サッカーや決済というテーマがありながらも、ひとまず現地を知るところから入ることができたんです。“びやびや“の愛南漁協の理事組合長さんにご挨拶したり、現地で美味しいものを食べたり。お仕事というよりは、その土地やそこにいる人にフォーカスをして溶け込むことからはじめるような、一般的な「企業の活動」よりも温かくて深い印象がありました。

その時はまだ「自分の事業に100%コミットをしよう」と考えていたのですが、石田さんからNPの話を聞いて、自分のやりたいことを実現する方法にも、いくつかのオプションがあるのかなと。加えて、自分がこれまで25年以上に渡って築き上げてきたものをほとんど活用しなくなってしまうのも、もったいないなとも思いました。築き上げてきたものを使いたい、必要としている人がいる。それを使わずして、自らの思いだけで一気にサッカーに振り切ってしまうのではなく、もっと自分が貢献できる領域があるのではないかなと。石田さん自身が、自分の持っているものをフル活用して、世のため人のために動いている方。そんな石田さんから、少なからず影響を受けました。100か0かでやっていくとなると覚悟は決まりますが、一方で生きるか死ぬかみたいな状況にもなります。そのように振り切らずとも、いろいろな人と関わりサポートをもらいつつ、求められているものも提供しながら、できることをしていくという選択肢も検討したいなと思えたんですね。そこからいろいろな方と会わせていただき、最終的には、より主体性をもって関与していくことができて、自発的に動きやすい社員としての参画を決意しました。

「サッカーやフィンテックで世界をつなぐ」という思い

ーー松下さんは自身でサッカー事業を立ち上げているんですね。

松下)グローバルブリッジプラスは、「スポーツを通じて世界中の子どもたちに未来への夢と希望を見出すこと」を目指している非営利事業法人です。現在は東南アジアの子どもたちを対象にした、サッカー教室や大会などを開催しています。

サッカー事業を立ち上げた理由は、自分自身の体験にあります。僕は小学校のときにドイツに住んでいたのですが、サッカーがあるだけでみんなと友達になれたんです。その経験から、同じことを日本を含めたアジアでやりたいと思いました。サッカーを通して、人間性やグローバルへの意識が醸成される。さらには「あそこの国の人に知り合いがいるから争わない」といったような、戦争のない平和な社会の実現にも貢献ができるのではないかと思い描いています。

実は決済についても、似たような思いを持っているんですよね。お金や支払いというのは、どこの世界でも存在しています。それがキャッシュレスになると、より世界がなめらかにつながっていく。「フィンテックとサッカーで世界をつなぐ」、そんな活動をしたいなっていうのが僕の思いです。

石田)NPでもサッカー協賛には力を入れており、FC今治、V・ファーレン長崎とそれぞれパートナーシップ契約を締結しています。そしてただ単にお金を出してスポンサーシップを締結するのではなく、地方創生や次世代育成といった方向性に共感し、パートナーとして協業しようという思いが込められています。このパートナーシップも、グローバルに展開できたらいいなとも思います。そういった意味では、松下さんの考える「サッカーで世界をつなぐ」と近しいものがあるのかもしれませんね。

経験豊富な仲間を増やしていきたい

ーー松下さんは入社してまもないですが、どのような業務に力を入れたいと考えていますか?

松下)一番貢献できそうな領域は、やはりグローバル展開です。僕がこれまで海外のお仕事をした中でお付き合いがあったグローバル決済サービスプロバイダーとの提携を強化したり、グローバルやリージョナル展開が進む加盟店との後払い決済等における協業を拡げていったりすることに貢献できると考えています。またNPが世界に出ていく中で、海外で拠点や組織基盤を作ったり、サポートしたりすることにも貢献できると思っています。とはいえ海外となるといろいろな調整に時間がかかったり、慎重に進める部分があったりもするので、しばらくは海外企業に対して日本のマーケットでNPの後払い決済を導入してもらうことに注力したいですね。

またビジネス推進とは別の観点になるのですが、私のような世代がNPに入社をして活躍をすることで、若いメンバーに対して、こんな働き方ができるのか、そんな働き方をしたいな、などと思ってもらえるような、そんな活動をしていくことができたらいいなと。

石田)僕は本当に、NPは大きなポテンシャルを秘めていて、グローバルでユニークな会社になれると信じています。ただその領域に到達するためには、まだまだ足りない部分もたくさんある。一方でNPは若手が多い会社で、経験豊富な社員の存在は少ないんですね。そのためその足りない部分について、新卒や既存の社員だけで埋めていくと莫大な時間を要すると思います。経験豊富な仲間を増やしながら、彼らのノウハウや情報、ネットワークなどを活用しつつ楽しく推進していく必要があるんですよ。目の前で大きく足りないピースは、やはりグローバル。僕も経験が浅い中で、グローバル化を一生懸命進めてはいました。そして今回、グローバルの人材ネットワークにおいてハブになれる人材が来てくれたので、一緒に推進していくのがとても楽しみです。

おわりに

松下はこの2か月間で、グローバルブリッジプラスの活動として、自身の想いを書き上げた書籍「Global Bridge: 〜サッカーを通じた世界の子どもたちの架け橋〜」の出版や、欧州トップクラブの東南アジアにおける育成年代向けサッカー普及活動にも携わることが新たに決まったそうです。そのように躍動感を持って活動している経験豊富な人材がNPに入社してどのように活躍するのか、楽しみです。

「Global Bridge: 〜サッカーを通じた世界の子どもたちの架け橋〜」のリンクはこちら

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW1MKNYQ?tag=jword02-ecassistbarwindows-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

NPは若手メンバーの多い会社ではありますが、今後は松下のような経験豊富な人材の採用にも一層力を入れていきたいと考えています。

本記事の他にも、NPのことを知っていただくコンテンツをそろえてあります、ぜひご一読ください!

■採用候補者さま向け会社紹介資料

https://speakerdeck.com/netprotections/zhu-shi-hui-she-netutopurotekusiyonzu-cai-yong-hou-bu-zhe-samaxiang-kehui-she-shao-jie-zi-liao

■ブログ

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RECRUIT

More than 20 years in the financial industry! The highly experienced employee’s reason for joining NP and his expected role.

We, Net Protections Inc., are the leading company of the Buy Now Pay Later (BNPL) payment service. Founded in 2000, we began offering the BNPL service “NP Atobarai” for e-commerce in 2002. Currently, we have optimized multiple BNPL services for individuals, businesses, e-commerce and international transactions. In Japan, our focus is to increase sales for online shopping and alleviate labor shortages through outsourcing billing and cash collection. Internationally, we aim to further develop our business in Taiwan, Vietnam, and also expand to other countries,

This article features an interview between Matsushita-san, who joined Net Protections in April 2024 as a member of the  Alliance Partner Sales Group, and Executive Officer Ishida-san, who joined in October 2018. Both of them have over 25 years of work experience as they became new grads in 1998. They have shared their thoughts on how they plan to contribute to Net Protections.

20 years work experience in the financial industry

ーーCould you please introduce yourselves?

Matsushita)For 22 years, I worked in the international division of a credit card company. I mainly focused on improving card acceptance rates in Southeast Asia and emerging countries, by partnering with local partners and also worked in the card issuing business in those regions. Afterwards, I joined a domestic payment processing company and contributed to launching their first global business. In parallel, I established a NPO dedicated to social contribution through soccer in June 2021 and left the payment processing company in December 2023 to focus on my NPO work. Subsequently, Ishida-san contacted me, saying, “With your rich experience and network, you can work at NP without working full-time and also contribute to your soccer business,” which led me to join Net Protections Inc. in April 2024.

Ishida)I started my career in establishing legal departments at foreign IT startups and companies which handle digital payment systems. Then I worked in the field of product development, sales development, and business development being involved with corporate alliances at payment companies. I joined Net Protections Inc. in October 2018 and have been focusing on promoting business development and partner sales.

Expecting contributions in the global division

ーーWhat led to the decision to reach out to Matsushita-san??

Ishida)I reached out to Matsushita-san because I knew that his personality matches well with the culture of Net Protections and his past experiences can largely contribute to the growth of the company. In particular, his international work experience can help promote collaborations with global merchants and payment companies. Net Protections is currently focusing on global expansion, having already entered the Taiwanese and Vietnamese market and are considering further expansion. Matsushita-san has extensive experience in collaborating with global PSPs (Payment Service Providers), global merchants, and various regional players (financial institutions, merchants, etc.). Therefore, I have high expectations that he can drive alliance and sales activities globally. Additionally, with his long experience in the payment industry, he can also take a large part in strengthening payment networks within Japan.

I have known Matsushita-san for some time, and we have seen each other several times in the past. Net Protections has a partnership agreement with the J-League club “FC Imabari. Matsushita-san visited Imabari to attend the NP-sponsored game “Net Protections Day” for two years in a row.

He has introduced me to several key figures in the industry and has given me advice on a personal level. As a result, I have a general understanding of his personality, work content, and his reputation. Additionally, since I had heard about his involvement in soccer-related activities, the moment I heard he had left his previous job, I immediately thought I should invite him to work together at Net Protections.

Matsushita)During the matchday in Imabari, I had the chance to get to know the people and the environment of the local area. As I greeted the chairman of the Ainan Fisheries Cooperative Association and enjoyed the delicious local food, it allowed me to not just focus on business, but to understand and blend in with the local area and its people.

At that time, I was planning to commit 100% of my time to my own NGO. However, after hearing about Net Protections Inc. from Ishida-san, I realized that there are more approaches to fulfill my dream. Also, I felt it would be a waste for me to not make use of what I had done over the past 25 years and that there are people who can benefit from them. I was also influenced by Ishida-san, who uses his experiences for the greater good of society. Rather than focusing on one thing, I wanted to engage with various people, and contribute while still being supported. As I met various people from Net Protections, I ultimately decided to join.

Connecting the world through soccer and fintech

ーーCould you please tell us about your soccer business that you currently run??

Matsushita)Global Bridge Plus is a non-profit organization aimed at helping children worldwide find dreams and hopes for the future through sports. Currently, we organize soccer classes and tournaments targeting children in Southeast Asia.

The reason behind starting the soccer business lies in my own experience. When I was in elementary school, I lived in Germany, and just by playing soccer, I was able to get along with many friends. From that experience, I wanted to do the same thing in Japan and Asia. Through soccer, I believe values like humanity and global awareness can be nurtured and I envision myself contributing to realizing a peaceful society without conflict, where people say things such as  “I won’t fight because I have friends in that country.”

Interestingly, I have similar feelings about payment services as well. Money exists everywhere in the world. Through digital payment, I feel the world can become more connected. I want to engage in activities that “connect the world through Fintech and soccer,” that is my passion.

Ishida)At Net Protections, we also put strength in sponsorships through soccer, having partnership agreements with FC Imabari and V-Varen Nagasaki. However, our approach isn’t just about providing funds, but also about strengthening the revitalization of the local area and nurturing the next generation. There’s a strong will to collaborate as partners who share similar values. It would be great if these partnerships could expand globally as well. In that sense, there might be a similarity with what Matsushita envisions as “connecting the world through soccer.”

The will to recruit experienced employees

ーーAlthough you have recently joined the company, are there any tasks you are planning to focus on??

Matsushita)The area where I believe I can contribute the most is global expansion due to my past experiences. Strengthen partnerships with global payment service providers I have previously engaged and expand collaborations with global and regional merchants. Additionally, as Net Protections expands outside of Japan, I can also contribute in establishing or supporting overseas offices and its organizational structures. However, considering the complexities and careful approach required for international expansion, I will first focus on introducing Net Protections’ BNPL services to overseas companies in the Japanese market. 

On a separate note,  by showing someone in my generation actively contributing and succeeding at Net Protections, I think I can encourage younger members in the company regarding workstyles and work ethics.

 

Ishida)I truly believe that Net Protections Inc. has immense potential and can become a unique global company. However, there is still a large gap for reaching that level. Net Protections Inc. has a lot of young employees, but is short on experienced senior staff. As filling those gaps with just new graduates or existing employees would take a tremendous amount of time, it is necessary to increase the number of experienced colleagues and utilize their expertise and their connections. 

The most significant missing piece in front of us is undoubtedly global expansion. I have been working hard to promote globalization despite my limited experience, but now, with the addition of someone who can become a hub in the global talent network, I am very excited to work together and drive Net Protections’ global expansion forward.

Afterword

In the past two months, Matsushita-san had released his book, Global Bridge: 〜Creating a bridge between world youth through soccer. The book expresses his thoughts of participating in soccer activities in Southeast Asia with top European clubs for the purpose of youth development. We are excited to see how an experienced individual like him will contribute to Net Protections.

Link Below for Matsushita-Sans book, Global Bridge: 〜Creating a bridge between world youth through soccer(Japanese Only):

Amazon.co.jp: Global Bridge: 〜サッカーを通じた世界の子どもたちの架け橋〜 (UTSUWA出版) 電子書籍: 松下裕二: Kindleストア

While Net Protections has many young employees, we are eager to further emphasize the recruitment of experienced talents like Matsushita-san in the future.

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