こんにちは、ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です!
今回は、この夏に実施した中高生向けの次世代リーダー成長支援プログラム「THINK FLAT CAMP 2026」の様子をお届けします!
「THINK FLAT CAMP」とは?
「THINK FLAT CAMP」とは、これからの社会を担う中高生たちが、自ら問いを立て、仲間と協働しながら理想を言語化し、かたちにしていく力を育むことを目指したプログラムです。
4〜5名の少人数チームに社員バディが1名つき、5日間にわたってグループワークをしながら事業企画を立案。
中間報告と最終報告の2回、ビジネスの現場で活躍する評価者の前でプレゼンテーションを行うのが特徴です。
テーマは”自分たちが「つぎのアタリマエ」として実現したい社会に近付くための持続可能な仕組みを立案せよ”。
正解のない問いに対して自分の頭で考え抜き、チームで試行錯誤しながら答えを探していくプロセスそのものが、このプログラムの核心です。
自分の想いを言葉にして伝え、仲間の想いを受け取りながら、一つのアウトプットをつくり上げていく体験は、多くの参加者にとって初めての挑戦になります。
NPは「ひとの可能性をひらく」というビジョンのもと、年次や立場に関係なく挑戦できるティール組織を運営しており、このプログラムもその思想に基づき2019年より継続して開催しています。
今年度は、キュリー株式会社様、株式会社LIFULL様にもご協力いただき、イベントの告知・認知拡大や、会場提供など多方面でご支援いただきました。
今年度の「THINK FLAT CAMP」は初の2拠点開催に挑戦!
まずは京都オフィスにて実施された「Term 1」の様子からご紹介します。
京都会場には関西圏だけでなく、中四国や関東からも熱意あふれる中高生が集まりました。
Term1(京都会場)
1日目
午前10時、京都オフィスに参加者が集まりプログラムがスタート。
オリエンテーションでプログラムの目的と進め方を確認し、午後から本格的なグループワークへ。
最初は緊張した様子だった参加者たちも、アイスブレイクや社員バディとの対話を経てすぐに打ち解け、「自分たちが本当に解決したい社会課題とは何か」という問いをめぐって、活発な議論が始まりました。
この「問いを自分たちで立てる」という最初の一歩が、5日間の試行錯誤を実のあるものにするための土台です。正解のない問いに向き合う経験は、初日から始まっています。

2日目
ワークが早くも佳境に入った2日目、中間プレゼンテーションを実施。
「高校生の進路選択」や「キャリアの視野拡大」といったテーマを携え、各チームが評価者の前で発表しましたが、返ってきたのは厳しくも本質的なフィードバックでした。
評価者からのフィードバック(一部抜粋)
- 「本当に高校生が自発的に使いたいと思うか?」
- 「既存の仕組み(オープンキャンパスやYouTube)で代替できるのでは?ニーズとこの仕組でしか応えられない理由を本気で考えてほしい」
- 「選択肢を広げているようで、逆に可能性を狭めてしまっていないか?」
このプログラムが本気のフィードバックを届けるのには、明確な狙いがあります。表面的な評価では、参加者は「自分たちが本当に何を届けたいのか」という問いと正面から向き合えないからです。壁にぶつかって初めて本音が引き出される——中間発表を2日目という早い段階に置いているのは、そのためでもあります。

3〜4日目
悔しさを滲ませながらも、ここからが参加者たちの踏ん張りどころでした。
「自分たちが本当に届けたい価値とは何か」を問い直し、お互いの本音をぶつけ合います。
中には、それまでの提案を根本から見直し、「他者との価値観の違いを知るカードゲーム」へと大胆に方向転換するチームも。
限られた時間の中で、社員バディと共に議論のギアを上げていきました。

5日目
ついに迎えた最終日。全チームが、メンバー全員の想いと試行錯誤を詰め込んだ渾身の事業プランを発表しました。
2日目の中間発表時とは見違えるほど、解像度・説得力・熱量ともに増したプレゼンテーションが続き、評価者からもその成長ぶりに驚きの声が上がりました。
中間発表の壁を越え、3〜4日目の試行錯誤を経て辿り着いた最終発表は、このプログラムがプロセスそのものを学ぶ場であることを、参加者自身が体で証明した瞬間でもありました。
全プログラム終了後の懇親会では、チームの枠を越えて互いの健闘を称え合い、京都オフィス全体が温かい雰囲気に包まれました。

Term2(東京会場)
京都会場に続いて、「Term2」は都内の会場にて開催いたしました。
主に関東エリアから、京都を上回る人数の参加者が集まり、多様なバックグラウンドを持つメンバーによる5日間となりました。
身近な高校生のリアルなペルソナに深く寄り添ったSNS提案や、実行性に拘り抜いた課外活動プラットフォームなど、東京会場でも様々なプレゼンテーションが行われ、評価者からも「自分の体験に基づいた強い想いを感じた」「時間がない中でここまでビジネスモデルを詰めてきたのは素晴らしい」と絶賛の声が送られました。


参加者の声
今年度参加してくれた中高生たちから、たくさんの熱い感想が届いています!その一部をご紹介します。
- (高校2年生/Term1) 「大阪在住なので、今まで課外活動といえば東京や福島まで行っていました。『近場で有意義なものにできるかな』と思っていましたが、自分に負荷がかかる、とてもいい経験になりました。」
- (高校1年生/Term2) 「参加前は、経営・ビジネスはお金儲けのついでに社会貢献するものというイメージがあり、好きではありませんでした。でも今回じっくり理想を追求したことで、自分次第で社会貢献の手段としてビジネスを使うのも全然ありなのだと気づき、将来の幅がぐっと広がりました。こういう素を出して話せる場が存在することがわかって、未来が楽しみになりました!」
- (高校2年生/Term2) 「『Why you?』と何度も問いかけてもらったことで、自分が何を考えているのか、なぜそう思うのかを言語化できるようになりました。また、一緒に悩んで考えて最後まで頑張れた仲間に出会えたことも大きな財産です。『楽しく働いている大人を見てほしい』という言葉も印象に残っています。まだ将来何になりたいか決まっていない私が、みなさんの姿を見て『将来ってちょっと楽しみかも』と思えたことは、大きな変化でした。」
社員バディによるコメント
- (中途4年目/Term1)「高校生たちの若いパワーと成長速度に感化され、自分自身も新しいことに挑戦したい気持ちになりました。自分のものさしではなく『その子の良さをどう引き出し、活かすか』を考え抜いた時間は、普段の業務スタンスを顧みる貴重な機会にもなりました。」
- (中途4年目/Term1)「ティーチングとコーチングのバランスを個々人に合わせることの難しさを痛感しました。同時に、通常業務ではないことにこれだけ本気で打ち込み、高校生の日々の小さな挑戦や変化を後押しできる環境があることは、とてもありがたいなと感じています」
- (新卒3年目/Term2)「それぞれが得たいものを持っているからこそ、チームとして噛み合わない場面もありました。でも、優秀な子たちがすぐに答えを出せない状態でもがき苦しんだプロセス自体が、彼らの人生においてとても良い経験になったのではないかと思っています」
- (新卒3年目/Term2)「みんなで一つの目標に向かって楽しむ喜びを再確認できました。私自身が心から楽しむことで『社会人って楽しそうだな』と感じてもらえていたら嬉しいです。彼女たちのこれからの変化や活躍を、ずっと見守り続けたいですね!」
おわりに
自らの課題と誠実に向き合い、5日間全力で挑戦を続けた中高生たち。
その純粋な熱量と、ぶつかりながらも前に進んでいく姿から、私たちNPメンバーもたくさんの刺激と勇気をもらいました!
参加いただいた皆さんが、次世代リーダーとして未来の社会で活躍されることを心から願っています。
NPはこれからも「ひとの可能性をひらく」というビジョンのもと、「つぎのアタリマエ」を作り出す次世代リーダーの成長支援を続けてまいります。