こんにちは!株式会社ネットプロテクションズ(以下、当社)「NP掛け払い」マーケティング担当の三雲です。
このたび新しい連載企画をスタートいたします。題して『経営基盤のつくりかた』!!
「ビジョン実現に向けて、ベンチャー企業は業務フローをどのように構築しているのか」をテーマに様々なベンチャー企業に話を伺い、経営基盤を紹介する企画です。
業務の中には社員が人力で担うものもあれば、内製ツールや外部ツールを活用してまかなうものがあります。本取材では、まずベンチャー企業の経営思想を経営者の方から伺い、さらにそのビジョン実現に向けてどのように業務フローを構築されているのかを担当者の方に伺いました。加えて、導入されている外部ツールの一部も掲載していきます。
株式会社ネットプロテクションズの業務フロー
第一回目の記事は、当社の業務フローについて記載します。自社のことを注目ベンチャーと言うのもおこがましいのですが、連載するにあたり当社ついてまずご紹介させていただきます。
目次
- 掲載企業のご紹介
- 経営思想
- 業務フローにおける外部ツールの利用基準
- 導入(外部)ツールのご紹介
ネットプロテクションズとは
株式会社ネットプロテクションズは、BtoC通販向け決済サービス「NP後払い」を2002年に提供開始。その後、BtoC実店舗、BtoB向けサービスを開発し提供範囲を拡大し続けており、現在ではあらゆるビジネスシーンで利用いただいています。
ネットプロテクションズの経営思想
ネットプロテクションズは、「つぎのアタリマエをつくる」をミッションに、自律・分散・協調を実現するティール型組織によりアントレプレナーシップの成長とイノベーションの創造を支援し、全体最適で事業創出・推進できる人を育んでいます。
全体最適で事業推進できる人を育むため、成果主義オンリーではなく、「成果」と「個人の幸せ」を同時に追求し、最大化させることを目指しています。だからこそ、業務時間の20%を使ってメイン業務以外で興味のある公募プロジェクトに参加できる「ワーキンググループ」や、社員一人ひとりが自分の将来像ややりたい分野また将来ビジョンや異動希望などを記入し全社員に公開する「ビジョンシート」という制度を導入しています。
業務フローにおける外部ツールの利用基準
経営思想を実現するためには情報の透明性が重要になります。そのため業務フローを構築する上で導入するツールには以下の2点を重要視して選定しています。
- 誰でも必要な情報をすぐに閲覧できること。
- 専門的な知識がなくても扱えること。
この2点がないと情報がブラックボックス化し、全員で「成果」と「個人の幸せ」を同時に追求することが難しくなるからです。
チーム内のみで共有されていた業務内容や、携わっている社員の情報などをもっとオープンに発信し、常に共有されている状態をつくり上げる必要があるため、誰でも必要な情報をすぐに閲覧できる「検索性」と専門的な知識がなくても扱えること「シンプルな操作性」を大切な基準にしています。
導入(外部)ツールのご紹介
外部ツールの利用基準である「会社のカルチャーを守れるか」。ルーティン業務を社員が対応せずに済むよう導入されたサービスを一部ご紹介します。
当社では上記ツールを導入し、情報の透明性を実現しています。
本連載に込めた想い
業務フロー設計は、経営思想・事業推進における重要なファクターにも関わらず、ナレッジが流通していません。
「NP掛け払い」は、営業や企画、開発などに携わる事業推進者が、請求業務にリソースを割くことなく、本業に集中できる世界を創りたいと邁進してきました。ベンチャー企業をご支援させていただく中で、請求業務に限らず多くの痛みに耐えながら事業を前に進めていく企業を見てきました。
本連載(予定)を通して、挑戦されている事業者の方々が「HARD THINGS」に直面した時に、乗り越えるきっかけをお伝えできたらと思います。
次回は、日本有数の急成長で注目されているベンチャー企業について掲載する予定です!お楽しみに!