こんにちは!株式会社ネットプロテクションズ(以後、当社)「NP掛け払い」マーケティング担当の三雲です。
『経営基盤のつくりかた〜株式会社タイミー編〜』
当社サービス「NP掛け払い」の加盟店様のご協力のもと、ベンチャー企業の裏側について取材をしています。
第二回目は日本でも有数の急成長中企業である株式会社タイミーについて掲載します。代表取締役社長 小川様、執行役員CHRO/コーポレート本部長 石橋様に伺いました!
(左)株式会社タイミー代表取締役社長 小川 嶺様
日本初の単発バイトサービス「タイミー」事業を創業。
(右)株式会社タイミー執行役員CHRO/コーポレート本部長 石橋 孝宜様
人事・経理・労務・法務などバックオフィス全般を担当。
目次
- 掲載企業のご紹介
- 経営思想
- 業務基盤における外部ツールの利用基準
- 導入(外部)ツールのご紹介
株式会社タイミーとは
タイミー社は、応募や面接が必要なくすぐに働くことができる日本初のワークシェアサービス「タイミー」を展開しています。2017年8月に創業し、2020年1月時点で導入店舗数8000店舗を突破、ユーザー数80万人(登録者数)が利用、一日のマッチングは約800件と急成長を遂げています。
経営思想
タイミー社の経営思想は、「Work hard, play hard」。楽しいと思える業務に打ち込める環境こそが、事業の推進に最もつながると考えています。
毎日会社にくるのがワクワクできるように、タイミー社では従業員のモチベーション相互理解に時間を投下することを重視してます。また、モチベーションの妨げになる業務を従業員が対応しなくてもいいように、外部ツールの導入を積極的に取り入れています。
モチベーションの理解
会社にくるのがワクワクできるよう、従業員の内発的動機を尊重しています。楽しいと感じる動機は十人十色と考え、その上でその動機に紐づいた配置や役割を擦り合せる目的で1on1をしています。2020時点の従業員数は120名。組織が大きくなっている中でも、正社員、インターン、派遣と雇用形態によらず従業員同士の1on1、社長と従業員の1on1を継続的に展開されています。
外部ツールの導入
従業員がモチベーションの妨げになる業務に追われずに済むよう、外部ツールを積極的に取り入れています。利便性やコスト面は検討するものの、内製する前にまずは使ってみるという姿勢で導入を検討されています。実際に何を活用されているのか、後述の「導入(外部)ツールのご紹介」でご紹介します。
業務フローにおける外部ツールの利用基準
誰でもできる業務は自分自身の存在価値を下げてしまいかねない。それだけでは、仕事にワクワクすることもできなくなってしまう。そのように感じた石橋様の経験から、ルーティン業務に追われる状態を極力無くす方針で業務基盤を設計されています。業務基盤を構築する上で、「会社のカルチャーを守れるか」を重要視しています。そのために外部ツール導入を積極的にされています。
担当業務や所属部署によって貴賎が生じず、「タイミーの醍醐味である、楽しいことに打ち込める現在の働き方を、組織が大きくなっても従業員全員が体感できている状態を目指したい」と、石橋様の強い想いがありました。
導入(外部)ツールのご紹介
外部ツールの利用基準である「会社のカルチャーを守れるか」。ルーティン業務を社員が対応せずに済むよう導入されたサービスを一部ご紹介します。
売り上げ拡大に直接的に貢献しない業務領域であっても、カルチャーを優先して業務基盤の設計に注力されている点が印象的でした。資金調達規模に目がいきがちですが、急成長はこうした細部の設計によって成立しているのかと感銘を受けました。
インタビューのお時間をいただき、小川様、石橋様、ありがとうございました!
タイミー様と当社でMeetUpを開催します!
2020年が2月14日(金)に当社オフィスにて、本記事のテーマに即したミートアップイベントを開催します。
事業の急成長に伴って、企業としてやるべきことは急激に増えていきます。採用、労務、経理、会計、契約管理など、ミスすることが許されない環境で、劇的な変化に対応する必要があります。 一方で、人員は急激に増えるわけではありません。
採用にはコストがかかりますし、カルチャーマッチや、育成なども考慮しなければいけません。そのような環境に耐えうる業務基盤をつくっていくことがバックオフィス/コーポレートには求められます。 パネルディスカッションでは、どのように経営基盤をつくってきたのか、ツールを活用した業務基盤の構築方法やその思想などについて、
実際に生じた課題を元にしながらお話できればと思います。
応募フォーム: http://ptix.at/PTi7ZS