宗田 耕和(2025年入社)
金融グループ所属
大学時代、IT教育系サービスを運営する全国300人超の学生組織で、西日本地域の統括としてセールス・マーケティングと採用・組織運営の両方を経験。2025年にネットプロテクションズ(以下、NP)へ入社。現在は、入社2年目で法人向け融資サービス「NPハンディレンディング」のオペレーションの企画・開発のリーダーを務める。


NPは管理職としての上司を置かない組織を運営しています。
そのため、年次にかかわらず、若手も自ら考え、意思決定しながら事業を動かしています。
今回話を聞いたのは、入社2年目で新サービスのオペレーション企画・開発リーダーを務める宗田 耕和です。複数の企業から内定を得た宗田は、就職活動で何を考え、なぜNPを選んだのか。そして、上司のいない組織で「自分で決める責任」と向き合い、迷いや苦労を経験しながら、どのように現在の役割を担うようになったのか。会社選びから現在までの歩みを通じて、NPで働く若手のリアルに迫ります。

数字を追求した先に、仲間とつくりたい組織が見えた

学生時代は、どんなことをしていたのですか?

大学3年生からIT教育系サービスの長期インターンに参加し、最終的には全国300人を超える組織のなかで西日本地域を統括しました。セールス・マーケティングと採用・組織運営の両方を担い、担当していた地域の売上は前年比約1.75倍、利益は約2.3倍になりました。
ただ、成果を出そうとするほど、人を数字やコストとして見てしまう自分への違和感も大きくなりました。

転機になったのは、自分一人ではどうにもならない目標についてメンバーに相談したとき、「ここは任せてください」と言ってもらったことです。そこで初めて、一人ひとりが自分にはない力を持ち、組織を支えてくれていることに気づき、チームのメンバーにリスペクトと感謝が生まれました。

そんなチームで、みんなで高い目標に向かって本気で取り組み、つらい時期を乗り越えたあと、達成会を開いたんです。そこで、みんなが楽しそうにしている姿を見て、「自分がつくりたいのは、こういう空間なんだ」と思いました。
僕にとって事業は、成果を出すためだけのものではなくて、目標に向かうなかで生まれる苦しさや喜びを、仲間と共有するための手段でもあるんだと気づいたんです。

「ありたい自分」から逆算し、大手の内定を辞退

その経験を経て、就職活動ではどのような軸で会社を選んだのでしょうか?

最初は、大手コンサルティング会社に入社するつもりでした。ただ、内定者イベントで周囲と会話していくうちに、就職先や実績によって自分の価値を確かめようとしている自分に気づいたんです。入社後もうまくやれると思う一方で、「自分がどうありたいか」よりも「どうすれば評価されるか」を優先し続けることになる気がしてしまい、周囲からの評価ではなく、自分なりの軸を持って働きたいと考え、内定を辞退しました。

改めて就職先を考えるなかで、NPを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

NPに出会ったときにはすでに入社したいと思える企業に内定をもらっていましたし、最初から強く惹かれていたわけではありませんでした。でも、選考で会う人のタイプはさまざまで、話を重ねるほど、ここでは素の自分でいられる感覚が強くなりました。最終面接官について「社長と話をしてみたいです」と言ったら、本当につないでくれましたし、NPが一番、ありのままの自分を受け入れてくれそうだと思ったんです。

もう一つ重視したのが、「将来への確実性」です。僕にとって確実性が高い環境とは事業の安定性があることではなく、自分の「ありたい姿」や「成し遂げたいこと」に対して、必要な機会や出会いを得られる確率が高い環境のことです。
会社名や口コミ、誰かの成功事例だけでは、自分が入社後にどんな経験を得られるのかは分かりません。その点、NPでは選考中からいろいろな事業部の人と話すことができ、関われる可能性のある事業も早い段階で見えていました。自分にとって入社後の確実性を持てる材料が多く、それを一次情報から確かめられたことが大きかったんです。

自由とは、自分で選ぶ難しさを引き受けること

実際に入社して、選考中に感じた「自分で決める環境」はどうでしたか?

配属されて最初に担当したのは、リマインド施策の設計です。ユーザーがどの段階で離脱しているかを分析し、連絡するタイミングや内容を考えました。
それだけでなく、AWSのサービスを使うのか、GASで組むのか、まずは手動で行うのか。実現したいユーザー体験と工数を踏まえ、方法も自分で比較し、意思決定しました。配属されて間もない段階から目的に対して手段を選び、実際に運用できる状態までつくることを任されていました。

早くから自分で決めることを任される一方で、難しさはありませんでしたか?

正直、1年目は迷走していました。一番難しかったのは、正解がないことです。
長期インターンでは、売上や利益など、成果を測る分かりやすい基準がありました。でもNPでは、成果だけでなく、その過程でどれだけ経営視点を持ち、周囲に影響を与え、どのように考えて意思決定したかも見られます。業務においても自分の成長においても、自分で旗を立て、そこに向かう指標を考えないといけない。相当、自律性が求められる環境です。

NPでは管理職としての上司を置かない組織を運営しています。僕の代わりに意思決定してくれる人はいないということです。一方で、先輩に相談すれば、経験やナレッジを元にサポートしてくれますし、成長モデルを押しつけたり、放置したりもしない。自分たちの迷いや葛藤も開示して一緒に考えてくれます。

今の等身大の僕を大事にして、歩幅を合わせてくれた。そんな関係性だからこそ、安心して意思決定が出来たのだと思います。

自ら責任範囲を広げ、新サービスの主担当へ

その1年目を経て、仕事への向き合い方はどのように変わりましたか?

転機になったのは、入社後初めての評価です。コンピテンシーに沿ってもらったコメントを業務と結びつけて自分なりに考え、分からないことは1on1で確認しました。
そこで、大切にするようになったのが「最上を考える」ことです。与えられた範囲を守るのではなく、制約がなかったらどんな状態が一番いいのかを考え、自分の責任範囲を広げていく。その意識が、今の仕事につながっています。

僕が所属するチームは10人弱で、企画と開発、ビジネスとオペレーションの距離が近い「スモールなフルスタックチーム」です。現在はプロダクトマネジメントとオペレーションマネジメントを横断し、新サービスの企画・開発から、オペレーション全体の設計まで担当しています。さらに、マーケティングや問い合わせ、リスクコントロールなど複数の領域責任も担っています。
こうして少しずつ自分の責任範囲を広げ、今は入社2年目で新サービスのオペレーション領域における企画・開発責任者を務めています。戦略も、僕が入ったあとに少しずつ形になっていったので、決められたものを実行するのではなく、戦略を考えるところから一緒にやらせてもらっています。

自分に合う環境は、自分で確かめて選ぶ

この一年の経験を踏まえて、就活生へ伝えたいことはありますか?

就活は、「ファーストキャリアとして、自分にとってどういう環境が良いのか」という仮説の精度を高めるプロセスだと思います。
「入社後に具体的に何ができるのか」「社内にどんなチャンスがあり、それを自分が得られる可能性はどのくらいあるのか」を、自分で一次情報を集めて確かめてほしいです。そして、その会社で「評価される自分」になれるかだけでなく、「自分がありたいと思う自分」でいられるかも考えてみてほしいです。

僕の場合、NPに入社したことで、家族や友人などこれまで大切にしてきた人たちとの関係を深めながら、新しく大切に思える仲間も増えました。このように僕の周りの「小さな社会」を幸せにしていく。それが、僕にとってのありたい自分であり、「ワークもライフもひっくるめた本当の意味での充実」です。

そして確実性は、最終的には個人の解釈です。だからこそ、その解釈を会社名や誰かの意見だけに預けず、自分で集めた事実をもとに判断する。自分なりの問いと仮説を持って、就活をしてほしいですね。

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